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南日本設備サービスよりお届けする水の話です。
先日油を流しに捨てている人の話を聞きました。なんだか悲しくなりました・・・。
まず、どうして川などの水が汚れるのかを知り、実はそれが日常の生活において使う水の影響が大であることを自覚し、家庭から自分なりに出来ることを少しでもしていく事が大切です。水質汚染だけではなく他の環境問題にもつながっています。
上記の文章を書いていたら説明などが長くなってしまい、ページに編集しました。排水だけではなく、水のこと、節水のことや水からの恩恵のことなども加えました。
よく言われていますが、”地球の水の量の話”常識として知ってほしい…

安全な水を確保出来ない人々が世界には数億人といる中で、私達は飲める水を庭に撒いたり、トイレで使っているという贅沢をしている・・・
いくら使っても使っても水が無くならないという意識ではなく節水を心掛けて使い、そしてなるべく汚れを出さない工夫をして、無理せずエコが生活に溶け込んだ行動をしていかなければなりません。
節水を心掛け、無駄に水を流しっぱなしにしないためにまずは、流しっぱなしや必要ないのに水を流したり等捨てている水はどれだけなのか目安程度でも良いので知ることも大事だと考えます。
| 器具名 | 備考 | 水量(リットル) | ![]() |
|---|---|---|---|
| 洗面・手洗い | 1分間流しっぱなしの場合 | 約 12 | |
| 歯みがき | 30秒間流しっぱなしの場合 | 約 6 | |
| 食器洗い | 5分間流しっぱなしの場合 | 約 60 | |
| シャワー | 3分間流しっぱなしの場合 | 約 36 | |
| トイレ | 従来型 | 約12〜20/回 | |
| (ロータンク式) | 節水型 | 約8〜12/回 |
※水道の流しっぱなしを一分間約12リットルと計算(目安)
使用する人や、その場の状況、器具の配管の大きさ等により流しっぱなしの時間や水の勢いはさまざまです。 流しながらの作業をやめ、ため洗いしたり、こまめに水道を止めたり、節水型の器具を使ったり工夫して水を使いたいです。
※上記の1回当たりの使用水量の金額を出すと数円で、実感が湧かない感じがするので、無駄使用を想定して1ヶ月あたりの計算をしてみました。
●水道と下水使用量の計算例:延岡市で、朝晩シャワーを2人が毎日浴びて、(極端な例ですが、浴槽に晩のみお湯を張っているのに使用せず)1回当たり5分流しっぱなしにした時(シャワーのみの料金)
12リットル×5分×30日×2人×2回=7200リットル=7.2立方メートル
給水料金と排水料金で、基本料金外(10立方メートルを超える部分のみ)の使用として金額を出すと・・・
((給水料金138円+排水料金98円)/立方メートル)×7.2立方メートル≒1699円/月
※消費税、基本料金は除く
一年間にすると2万円以上になってしまいました・・・
河や海などの水域から、土地から、植物などから水が蒸発して、空気中に漂い、上昇気流などによりその水の粒が上へいって、冷やされて集まって雲になり、雲がさらに成長して、雨を降らせて、雨が地面に染みこんだり、水域に流れたりしてそこから使う水(河川などの漂流水、伏流水、又は地下水)が確保され、飲料可能な品質の水にされ、私達の水道に給水され、私達がそれを使ってその水は排水となり、処理されたりして河川などに放流され、またその水が、蒸発して雲になり・・・。と繰り返されています。

水の循環で、私達が使った水がまた巡り巡って自分たちに返ってきていると言うことを考えたいです。
お金でも、体の中の血液でも正常に循環しないと健全な社会や体が健康にならないように水も循環がうまくいくようできることを少しずつしていきましょう。
当たり前のように使っている水がどのようにしてどこからきているのか理解し、私達の使った水が河を汚染し、海、地下水も汚染してしまうことを自覚しましょう。困るのは結局自分達です。
自然に負担をかけないようにするためにはどうすればよいか、家庭で日常の心がけでできることを下記にまとめています。
家庭でできること
南日本設備サービスでは、地下水資源有効活用のための井戸工事も施工致しております。

※この他井戸の関連ページ
井戸工事写真
東九州自動車道井戸工事
工事アルバムから>>>究極の水の循環のための”ホタルプロジェクト”の施工状況のご紹介です。

竣工年月日:平成22年7月
理想循環型水環境実現の実験の空間
世界で水不足が起こっていたり水の奪い合いの戦争が起こっていると言われていても日本にいると水に困ることがほとんど無くあまりピンとこないです。
農林水産省ホームページによると”日本は平成20年度カロリーベース総合食料自給率41%”です。
日本へ輸出してくれている国が輸出しない、輸出したくてもできない状況にみまわれたら日本の食はどうなるのだろうかと心配になります・・・。
日本の水と食料について話すときの重要キーワードがバーチャルウォーターです。
バーチャルウォーターとは、食糧の輸出国ではその食糧となる動植物の生育や栽培のために多量の水が使われており、その食糧を国内で生産しようとすると多くの水が必要であるのを農産物を輸入することによって日本が節水できた水のことです。日本語訳そのままに仮想水とも呼んでいます。
(1990年代初めに、ロンドン大学のアラン教授によって提唱された考え方です。)
そう考えると水不足や水戦争が他国の話で関係無いとは言っていられないと思います。
かんがい用に汲み上げられて地下水位が下がってきている国の話や水質汚染がすすんでいる国の話が自分たちの食の確保に関わるのだと改めて考えてしまうのです。
環境省のホームページによれば、”東京大学の沖 大幹教授グループでの算出値は、バーチャルウォーターの年間総輸入量約640億立方メートル”とのことです(2000年データー)。
又、”沖教授の指導で2005年データーによりバーチャルウォーター量を環境省と日本水フォーラムが算出しているのは、年間約800億立方メートル”とのことです。」
(環境省のホームページに仮想水計算機があり、その中に食品と仮想水の量があります。料理のメニューも水量が計算されています。)
| 食品名 | 食品の量 | バーチャル ウォーター (リットル) |
![]() 食糧を輸入しているということは、 輸出国の水までもを輸入していると いうこと・・・。 |
|---|---|---|---|
| 米 | 1合(150g) | 555 | |
| 小麦粉 | 1カップ(200g) | 210 | |
| 大豆 | 1カップ(150g) | 375 | |
| オリーブオイル | 大さじ1(13g) | 274 | |
| コーヒー | 1杯(10g) | 210 | |
| パインアップル | 1個(2000g) | 752 | |
| ビール | 435CC | 113 | |
| 牛丼 | 1人前 | 1889 | |
| ハンバーガー | 1個 | 999 | |
| カルボナーラー スパゲッティ |
1人前 | 910 |
(出典は、環境省のデーターによる)
フードマイレージの考え方であったり、Co2の問題であったり、ただ目の前の物だけに目を配るだけではなく、
例えば、どのようにして生産されているか、生産に使われる資源や環境に与える影響・・・
たくさん考えるべきもの、勉強すべきものが有ります。
子供の頃、ご飯を残そうとすると怒られたことを思い出します。生産者のご苦労を思えば残せないはずだと、たくさんの手間、投入された資源etc・・・確かにそのとおりです。
食べ物の生い立ちに思いを馳せて、調理して、感謝していただきます!!
食べ過ぎには注意ですが・・・
専門的には【好気性バクテリアが20℃において5日間消費する水中の有機物を酸化分解するのに必要な酸素量】のことと有ります。
噛み砕いて言えば水の汚れの基準に使われる単位で、 バクテリアが水をきれいにするときに必要な酸素量です。
川や海には浄化作用が有るのは、バクテリア達が働いているからです。
バクテリアと魚は共存しているということです。
※ここでは、あくまで家庭において考えるとしているので、専門的な話は省きます。


次の項目に魚が住める水(魚が住める水のBODは、5mg/l(0.005g/l))にするために必要な水の量のデーターを揚げていますが、単に水の汚れを薄めるという考えでは有りません。
通常は、水1lあたり10mgの酸素が溶けています。BOD30gの汚れを分解するのに30gの酸素を必要とするので、水に換算すると3000l分の水に溶けている酸素を使うという意味です。(BODは、アルファベットそのままに”ビーオーディー”と読みます。)
※もちろん、単に水の汚れがBODだけで計れるものでは有りません。(誤解の無いようにお願いします。)
![]()
河川に油や洗剤などが流れ込んだ場合に、魚が住める水にするために必要な水の量
1日に50gのBODを1人が出すとして、その割合です。
生活排水全体で50g、生活雑排水で37g、トイレから13g (出典は、東京都環境局 資料による)
語句の意味
生活排水とは日常生活(トイレ、風呂、台所、洗濯など)からの排水のことです。
生活雑排水とは生活排水のうちトイレの排水をのぞいたもの(風呂、台所、洗濯など)からの排水のことです。
台所からの汚れの割合が多いというのが、この表より分かります。
●余分な食材(腐らせて廃棄する程の)を買わない
●料理を作りすぎない(余らせない、余ったら工夫して別の料理に変身させたりして捨てない努力をしましょう。)
●適量の調味料の使用
(例えば、濃い味付けにして薄めて捨てる煮汁が出ないように・・・)
(ドレッシングやソース、たれなども余らせないように使う分だけをかけたりつけたりしましょう)
●ジュースなども排水に流すと水を汚すので、飲める分量を考えて購入したり、コップに注ぎ分けたりしましょう。
●新聞紙やチラシ、包装紙等の活用
食材が触れない所などへの使用・・・例えば揚げ物をしていったん網にのせますが、その網とバットとの間に敷いておけば、キッチンペーパーを使用せずに済みます。
●畑から収穫して野菜等を台所へ持ってくる際の一手間
土を有る程度落とし、外に水道が有ればざっとでも洗ってから台所へ持ってくれば土が排水に流れるのを防ぐことが出来ます。
●料理の際・・・ゆでる時
野菜などアクの弱い物から順に茹でるなど工夫して鍋のお湯を使い切り、洗い物の付け置き等にも利用しましょう。又、熱いお湯をそのまま流しに捨てると配管等が熱で傷むので、冷ますか水と一緒に流すようにしましょう。
●食器を米のとぎ汁につけ込んでおけば、油などの汚れが落ちやすくなります。又、樹脂製の容器などは染みついたにおいまで取れます。(汚れの度合いなどにもよりますが・・・)
●適量の洗剤を使いましょう。
自分は・・・食器洗い用の洗剤は、まず適当な大きさの容器に水を8分目位入れ、そのあと洗剤を入れて薄めて使用しています。数日で使い切る量ずつ作ります。洗剤の使いすぎにならず、汚れ落ちも変わらず、洗いやすくすすぎやすいです。手荒れも減った気がします。自分の好みの割合で薄めて使ってみてはいかがでしょう?水が先がポイントです。
●食器などを洗う前
汚れをゴムべらなどで落としたり、紙などでふき取ったりしてから洗いましょう
●漂白剤などを使う時
汚れの度合いや漂白剤と水の割合などにもよりますが、例えばまず食器類を付け込み、そのあとに台ふきやスポンジなどというように、1度で捨てないで漂白剤を足したりして使うなど工夫してみましょう。
●使った油は濾して 新しい油やごま油などを足して使用しましよう。
揚げ物の順番を考えた料理→例えば初めの油は使用後の油の汚れが比較的少ない天ぷらなどに使い、比較的素材のにおいや調味料が油に溶け出しやすく油の汚れが多くなる料理に次に使ったりしてみましょう。
●揚げ物に使用した油を炒め物に使用する。油においしい風味がプラスされています。
●使用した油を数回使えるすぐれものの家庭用の油ろ過器がメーカーからたくさんでています。
●油を捨てるときは新聞紙やぼろ布に吸わせたりして可燃物として捨てましょう。他にも適当な方法を使い流しに捨てないようにしましょう。
米のとぎ汁は意外に水を汚染しています●米のとぎ汁は洗い物に使ったり、庭に撒いたりしましょう。
(BODの高い水の1回目、2回目位だけでも・・・)
●無洗米を使えば、とぎ汁を出さなくてすむので環境に大変やさしいです。
●小麦粉などを水に溶かしたもの(天ぷら衣やお好み焼きの生地など)も水を汚すので、余らせないように適量を作るようにする。水に溶いたものは出来るだけ使い切り、余ったものは紙などでふき取ったりして、排水に流さないようにしましょう。
●洗濯用の洗剤は面倒でも量って使いましょう。又、メーカーなどにより適量が異なる場合があるので専用のスプーンで量りましょう。
●風呂の残り湯を洗濯に使用
(入浴剤と柔軟仕上げ剤を併用する場合は注意事項があるようです)
●洗剤無しでも汚れが落ちやすいアクリルたわし等を使用しましょう。
汚れが気になるときでも少量の洗剤で済みます。
●プラスチック製容器包装は資源物ですが、プラスチック製品は燃やすごみです。
”容器包装リサイクル法”で定義されている「容器包装」にあたる商品の容器、および商品の包装であり、商品を消費したり商品と分離した場合に不要となるものが資源としてのリサイクルが義務づけられています。平たく言えば、プラスチック製品でそれ自体が商品となる物はリサイクルの対象とならないということです。
→例えば、家庭用弁当箱、ジョウロ(プラスチック製)は燃やすごみ
●古布の綿、木綿50%以上のものは資源物です。
→シャツ類以外の下着は燃やすごみで、シャツ類は資源物
自分は、綿類の使わなくなったものは、適当な大きさに切って雑巾にしたり、油を捨てるときに吸わせたり、機械類の油のふき取りなどに使用しています。
●生ゴミは土に返す。→コンポスト容器、生ゴミ処理機使用等 (ブログで生ごみ処理機について紹介しています )
●ゴミの水気を切って捨てることを心がけましょう。(水分があると燃えにくいし、臭いの原因にもなります。)
なぜゴミを焼却しているかご存じですか?単純にかさを減らす為です。
●ゴミが排水に流れないように細かい目のネット類を使用しましょう。
●病院でもらった薬や薬局で売っている薬などが余ったからといって安易に排水に捨てることは排水処理施設や浄化槽の負担となり、又浄化されずに自然に戻ってしまうことも有るので絶対にやめましょう。※適切に廃棄しましょう!
もちろん清潔・衛生が保たれてからの話であり、無理せず日常で行えるよう心に留めて生活していきたいです。
出典は、東京都環境局 資料による
(BODの値は、水域等により変わります。)
トイレ→汲み取り、生活雑排水(お風呂、台所、洗濯などで使った水)→河川

トイレ→単独処理浄化槽、生活雑排水(お風呂、台所、洗濯などで使った水)→河川
・・・トイレの処理した水が河川などへ

※現在では、単独処理浄化槽(トイレのし尿のみを処理する浄化槽)は原則として設置ができません。
(2001年4月から)
生活排水(トイレ、お風呂、台所、洗濯などで使った水)→合併処理浄化槽
・・・処理した水が河川などへ

生活排水(トイレ、お風呂、台所、洗濯などで使った水)→下水処理場等
・・・処理した水が河川などへ

番の汲み取り式トイレ、
番の単独浄化槽では雑排水がそのまま河川などに流れ込むので自分の排水が河川を汚しているというのを自覚して、少しずつでも改善していくことが大事です。
番の合併浄化槽処理、
番の下水処理場でもいくら処理されるといっても一人一人がBODの負荷の少ない水を出すことを心掛けて生活していくことがやはり大事です。
※メリット、デメリットや各種法令なども有りますが、ここでは家庭で出来ることにとどまり、そこまで触れておりません。
ここに書いてあることはいわば、業界では一般常識ですが、一般の方々にも常識となって、一般の人から「どうして常識をわざわざ言っているの? 当たり前すぎる。」等と言われるような世の中に近い将来なるようにと願います。